P.S.アイラヴユーのあらすじ
一生かかってソウルメイトを探し続ける人々もいる。しかし、ホリーとジェリーは違った。子供の頃から恋人同士だったジェリーとホリーは相手の言おうとしていることが言葉になる前に分かるのはもちろん、喧嘩をしても笑っていられた。二人が離れ離れなるなんてありえないことだった。
ところが、そのありえないことが起きてしまう。ジェリーの死はホリーにとって耐え難いものだった。しかし、永遠に消えたかと思われたジェリーがホリーの30歳の誕生日の直前に戻ってくる。なんとジェリーはホリーに一連の手紙を残していた。最後にPS, I Love Youと書かれたこの手紙によって、ホリーはジェリーのいない新しい生活を送れるようにゆっくりと導かれていった。
1年が過ぎて幾度も壁にぶち当たる。手紙を一通ずつと開くたびにホリーは励まされる。自分のことを誰よりもよく知っていた亡き夫ジェリーから「君の人生は続いているよ」とホリーは教えられる。友人達や、おせっかいで愛情に満ちた家族の助けを借り、ホリーは知らぬ間に笑ったり、泣いたり、歌ったり、踊ったりしている―そして過去になかったほど励まされ生きる力をもらう。
死んでしまった夫から、ある日突然届いた消印のないラブレター。それがすべての始まりだった。ヒラリー・スワンク、ジェラルド・バトラー、リサ・クドローの豪華キャストで2008年10月18日から日本公開。
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P.S.アイラヴユーの感想
泣ける、笑える、楽しめる!!セッティングはとてもビタースイートです。15年間、付き合ってきた夫、ジェリーが亡くなりホリーは生きる理由を失った。普通の生活を送れなくなってしまったホリーのもとにジェリーの手紙が届く。10通の手紙は3月から順にその月の初めの日に開くようになっていた。亡き夫、ジェリーの直筆で書かれたその手紙によって、ホリーは徐々にジェリー無しの生活に慣れていく。ホリーは本当にかわいそうなのですが、一生懸命に普通の生活に戻ろうとしているホリーの姿を思い浮かべると応援したくなります。ジェリーのような素晴らしい人に出会えたホリーはたとえ二人でいられる時間が短かったとしても幸せものだと思います。500ページ以上あって少し長いですが、文章はとても簡単なので、あっという間に読み終わってしまいました。