羊たちの沈黙
ハンニバル・レクター 2

The Girl Next Door
by
Jack Ketchum

サイコ・スリラー
 ホラーの鬼才ジャック・ケッチャムの代表作小説「隣の家の少女」。グレゴリー・M. ウィルソンが映画化した、血も凍るようなスリラームービー。

映画「隣の家の少女(2007)」
↑映画「隣の家の少女(2007)」

The Girl Next Door
↑ペーパーバック The Girl Next Door

The Girl Next Door
↑ペーパーバック The Girl Next Door

隣の家の少女
by ジャック・ケッチャム

ジャック・ケッチャムの代表作。少年時代にふとしたことから、加わってしまった隣の家の少女への虐待。心に決して消えない傷を負った私は?

邦訳は、扶桑社ミステリー文庫から。

隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)
↑隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)

オフシーズン (扶桑社ミステリー) ↑オフシーズン (扶桑社ミステリー)

隣の家の少女のあらすじ

1958年、閑静な郊外の町でのひと夏の出来事。
12歳の少年デイヴィッドの隣に住むチャンドラー一家のメグとスーザンのロクーリン姉妹が引越してくる。両親を交通事故で失い、孤児として伯母のルース・チャンドラーに引き取られたのだ。デイヴィッドは、メグと親しくなり、美しく可憐な彼女に恋心を抱き始める。そして、デイヴィッドは秘密に気がついてしまう。それは、ロクーリン姉妹に対して伯母のルースが理不尽な暴力と虐待を繰り返しているのだ。情緒不安定なルースの仕打ちは、罵倒から次第にエスカレートして、ひどい虐待になっていく。

映画「隣の家の少女(2007)」

映画「隣の家の少女(2007)」

 1958年、小さな街で暮らすデイヴィッド(ダニエル・マンチ)の隣家に、ニューヨークから姉妹が越して来る。二人は家庭の事情で叔母(ブランチ・ベイカー)の所に預けられており、デイヴィッドはすぐに姉のメグ(ブライス・オーファース)と打ち解ける。だが、次第に彼はメグが叔母とその息子たちに虐待されていると気付き始め……。
監督:グレゴリー・M. ウィルソン。
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ダレン・シャン・シリーズ

The People of Sparkes
この作品から始まり、ダレン・シャン・シリーズは、全12巻まで出版中。英語は、一人称なので比較的読みやすく、お勧めです。
1.Cirque Du Freak 1-4 : Boxed Set 2 (Cirque Du Freak, the Saga of Darren Shan)
2. Cirque Du Freak 5-8 : Boxed Set 2 (Cirque Du Freak, the Saga of Darren Shan)
3. Cirque Du Freak 9-12 : Boxed Set 3 (Cirque Du Freak, the Saga of Darren Shan)

ダレン・シャン の紹介

ダレン・シャンダレン・シャンのWikipediaへはこちら
ダレン・シャンのOfficial Siteへはこちら ">

隣の家の少女の感想

「苦痛とは何か、知っているつもりになっていないだろうか?」この小説の文頭である。「わたしは成功者だ。(中略)だが、1957年の夏、ルースとダニーとウィーリーとそのほかのわたしがメグ・ロクリーンとその妹のスーザンと出会って以来、わたしの人生は何一つうまくいっていないのだ。」ジャック・ケッチャムの名文、金子浩さんの翻訳はすばらしい。でも、描写とテーマはとにかく気持ち悪い。おすすめとは言わない。(P)