ショーシャンクの空に のあらすじ
1947年、銀行員として成功していたアンディ・デュフレーンは、妻とその愛人を射殺したという身に覚えのない罪で終身刑2回という判決を受け、ショーシャンク刑務所に投獄される。刑務所が持つ異質な雰囲気に初めは戸惑い孤立するアンディであったが、決して希望は捨てず、明日の自由を信じ続ける。
若き銀行の副頭取だったアンディ・デュフレーン(ティム・ロビンス)が、妻と間男を殺害した罪で、ショーシャンク刑務所に入所してきた。最初は刑務所の「しきたり」にも逆らい孤立していたアンディだったが、刑務所内の古株で調達係のレッド(モーガン・フリーマン)はアンディに他の受刑者達とは違う何かを感じていた。
そんなアンディが入所した2年後のある時、アンディは監視役のハドレー刑務主任(クランシー・ブラウン)が抱えていた遺産相続問題を解決する事の報酬として、受刑者仲間たちへのビールを獲得する。この一件を機に、アンディは刑務所職員からも受刑者仲間からも、一目置かれる存在になっていく 。
名匠フランク・ダラボンの劇場監督デビュー作。
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スティーヴン・キング原作×フランク・ダラボン監督で贈る、極限状況下に置かれた人間の精神の脆さをリアルに描く衝撃のミステリー大作!
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ショーシャンクの空に の感想
何回見直しても、いい映画です。
無実の罪で無期懲役として刑務所に入れられたアンディ。普通なら絶望に打ちひしがれ立ち上がれなくなる状況を”希望”を胸にそれを自分の方法で実現していきます。じっと、自分を抑えて場違いな刑務所に新しい風を生み出していく男をティム・ロビンスが品良くたんたんと演じます。また、古株のレッドは、すでに無期懲役という絶望を受け入れ、アンディを諭す。モーガン・フリーマンの代表作になりました。
物語は、中盤の数々の事件、そして、最後の結末へ。レッドの述懐として語られる脚本と刑務所らしく終始、感情を表に出せない抑えた演技、各シーンの美しさ、そして、素晴らしい結末により、この映画は名作になった。(P)